日本でペットとして飼われている犬とネコは、一般社団法人ペットフード協会によると2016年10月で以下になります。
- 犬は、9,878千頭で減少傾向(2012年は11,539千頭)
- ネコは、9,847千頭でほぼ同じ
ペットも病気になり、治療が必要になります。
ペットの治療費は、全額自己負担になりかなり高額の費用がかかります。
ペット(ネコ)の病気と保険について以前の記事【ペット保険】猫に多いケガや病気で紹介しています。
この記事では、以下の保険を紹介しました。
- au損害保険「ペットの保険」
- アイペット損害保険「うちの子ライト」
今回は、以下の保険を紹介します。
- アクサ損保の販売の好調な「ペット保険」
- SBIいきいき少額短期保険の新商品「ペット保険」
ペット保険契約の現状
前述したペットフード協会の推計で日本のペット保険の普及率は、約6%です。
同協会の資料では飼育世帯数が約13,000千世帯なので、約800千世帯でペット保険に加入しています。
イギリスの普及率の約25%に比べると少なく、今後も増加していくと思われます。
アクサ損保「ペット保険」
アクサ損保「ペット保険」は、犬とネコが対象です。
2016年の契約数は前年比で約30%のペースで増えていて、販売を開始した2011年と比べると5倍を超えるとのことです。
□ 特徴
このペット保険は、以下に示す特徴があります。
- 支払回数・1回の支払金額に上限なし(プラン50は年間50万円まで)
- 予算に応じて選べる2つのプラン
- 獣医師相談が24時間365日無料(通話料を除く)
- 全国すべての動物病院に対応
プランは、以下の2つがあります。
- 自己負担が30%のあんしんのプラン70
- 自己負担が50%のリーズナブルなプラン50
□ 保険料の目安
2歳のペットでインターネット割引を適用した場合の通院・手術・入院について月額保険料の目安は、以下になります。
- 犬の血統種についてプラン70は1,910円、プラン50は1,500円
- 犬の交雑種についてプラン70は1,910円、プラン50は1,500円
- ネコの血統種についてプラン70は1,590円、プラン50は1,270円
- ネコの交雑種についてプラン70は1,290円、プラン50は1,050円
SBIいきいき少額短期保険「ペット保険」
SBIいきいき少短保険「ペット保険」は、9月19日から発売される新保険です。
インターネットを活用して大幅にコストを削減することで業界最安水準の保険料を実現できたとのことです。
□ 特徴
このペット保険は、以下に示す特徴があります。
- 2歳の小型犬の場合プラン50ライトで月々の保険料は700円の手ごろな保険料
- 予算に応じて選べる2つのプラン
- 通院・手術・入院のすべての治療費用を補償(プラン50は年間50万円まで)
- 一生涯補償が継続(申し込みは7歳11ヶ月まで)
プランは、以下の2つがあります。
それぞれに免責のないスタンダードと免責(プラン70で1日あたり7,000円、プラン50で1日あたり5,000円)のあるライトがあります。
- 自己負担が30%のプラン70
- 自己負担が50%プラン50
□ 保険料の目安
2歳のペットでインターネット割引を適用した場合の通院・手術・入院について月額保険料の目安は、以下になります。
- 小型犬のプラン70は1,890円、プラン50は1,350円(スタンダード)
- 小型犬のプラン70は882円、プラン50は630(ライト)
- ネコのプラン70は1,764円、プラン50は1,260円(スタンダード)
- ネコのプラン70は819円、プラン50は585円(ライト)
2017年09月27日(水)