東京の場合、区部と市町村で保険料は変わりますので住んでいる地域で保険料も変わります。
収入の種類(給与、自営の営業収入、年金等)で収入が同じでも控除額が違うので保険料も変わります。
保険の種類には、以下が有りますが国民年金保険について保険料計算を行ってみます。
- 75歳以上(一定の傷害があれば65歳以上)が加入する「後期高齢者医療制度」
- 自営業者や年金生活者等とその扶養者が加入する「国民健康保険」
- 中小企業従業者とその扶養家族が加入する「協会けんぽ」
- 大企業従業者とその扶養家族が加入する「健康保険組合」
- 公務員とその扶養者が加入する「共済組合」など
国民健康保険の保険料
保険料は、以下の2つを合計した額になります。
- 加入家族に定額の均等割額で家族人数倍
- 一定以上の収入がある方が負担する所得割額
それぞれ以下の3つを足しが額になります。
- 医療分
- 支援分(高齢者医療支援で家族全員が負担)
- 介護分(40歳以上が負担)
自営業者の保険料
以下のケースで計算します。
- 夫42歳前年の営業所得(収入から経費を引いた額)500万円
- 妻38歳前年の給与所得120万円
- 子供2人で収入なし
種類 | 渋谷区 | 新宿区 | 三鷹市 | 府中市 |
---|---|---|---|---|
医療均等額 | 35,400円 | 35,400円 | 25,000円 | 22,920円 |
支援均等割 | 10,800円 | 10,800円 | 8,500円 | 6,840円 |
介護均等割 | 14,700円 | 14,700円 | 12,500円 | 9,240円 |
医療負担率 | 6.86% | 6.86% | 4.7% | 4.63% |
支援負担率 | 2.02% | 2.02% | 1.6% | 1.42% |
介護負担率 | 1.08% | 1.43% | 1.4% | 1.49% |
合計保険料 | 684,100円 | 700,500円 | 519,900円 | 493,700円 |
給与所得は、控除額が大きいので保険料はそれほど高額になりません。
自営業者は収入から経費を引いた額が対象になりますが、控除額が33万円だけなので医療費は高額になります。
また、地域により保険料はかなり大きく異なります。
2016年07月12日(火)