DINKs家庭には、遺族厚生年金など公的な保証が整っています。

DINKs家庭は高額な保険よりも貯蓄を重視できる余裕があります。

 

DINKs

DINKsは、Double Income No Kidsの略で2収入子供なしを示します。

子供を作らない、持たない夫婦を意味して、今はいないが子供を欲しい夫婦はDINKsとは言いません。

2人の収入があり、子供を育てるあるいは教育費用が不要なので通常余裕のある生活を送れます。

遺族年金、死亡退職金あるいはお互い死亡後も収入があるので保険で高額な保証は必要ありません。

 

遺族基礎年金

 

  •  支給要件

死亡者の保険料納付期間が加入期間の3分の2以上が対象です。

 

 ☆ 支給対象者

 末の子が18歳の年度末(傷害1級、2級は20歳)の子のある配偶者(平成26年4月1日以降は夫も対象)に支給されます。

 

  •  支給金額

支給額は、780,100円に子の分が加算されます。

子供2人までは各224、500円、3人以上は74,800円です。

配偶者がいない場合は、支給額を子供の人数で割った額がそれぞれに支給されます。

 

条件により死亡年金か60歳〜65歳までの寡婦年金を受給できます。

 

遺族厚生年金

 

  •  支給要件

厚生年金に加入中か加入中の傷病がもとで初診日から5年以内に死亡した方で保険料納付期間が加入期間の3分の2以上が対象です。

厚生年金加入者は、基本的に全員が対象になります(基本的に保険料の未払いがないので)。

 

  •  支給対象者

受給対象順位は、配偶者・子、生計を維持している父母、孫、祖父母で年収850万円以内の遺族です。

30歳未満で子のない妻は、5年間のみ受給できます。

夫、父母、祖父母が受け取るのは死亡時に55歳以上で60歳から受給できます。

子・孫のみは、18の年度末(傷害1級、2級は20歳)まで受給できます。

 

  •  支給金額

年金額は、報酬比例(300月が最低)の年金額の4分の3です。

 

 DINKs家庭の保険

夫1,500万円、妻1,000万円程度の定期保険に加入し以下もあわせて加入が良いと思います。

 

  • 個人年金保険
  • 確定拠出年金