金銭面でリスクに備えるのが保険です。

しかし、１つの保険で全てのリスクに備えることはできません。

状況やライフステージによりリスクの加重は変わるのでライフステージに合わせて見直しが必要になります。

 

保険の分類

大きく保険は、３つに分類されます。

 

  • 　命のリスク「生命保険」
  • 　物へのリスク「損害保険」
  • 　病気や介護のリスク「医療•介護保険」

 

生命保険

保険で死亡保障あるいは老後資金作りをします。

全てのリスクを保険だけで対応する必要はなく、以下の不足する部分を保険で補います。

 

  • 　貯蓄
  • 　老後資金作りは年金および退職金
  • 　死亡保障は遺族年金および死亡退職金

 

生命保険には、以下の種類があるので自分に必要な保険を考えて加入しましょう。

 

  • 　命に備える定期保険、終身保険、養老保険など
  • 　日常の収入の保障や負担の軽減をする収入保障保険、低減型定期保険
  • 　教育資金作りと保障の学資保険
  • 　リスクの高いがん、急性心筋梗塞、脳卒中に備える三大疾病保険
  • 　特定のリスクに備えるがん保険など

 

損害保険

損害保険は、物やケガなどのリスクに対応します。

命と異なり、基本的に公的な支援は少なく自分で備えることが求められます。

 

  • 　家財や建物などの財産を守る火災保険、地震保険
  • 　賠償を求められた時の個人賠償責任保険、借家人賠償責任保険
  • 　けがなどで働けない場合の損害保険
  • 　レジャー中の事故や病気の旅行（特に海外）傷害保険、ゴルファー保険など
  • 　自動車事故を補償する自動車損害賠償責任保険、自動車任意保険

 

医療•介護保険

医療と介護は、公的保険があります。

医療には、高額療養費制度があるので直接の医療費には手厚い保障があります。

 

  • 　公的健康保険で対象外の入院などの医療保険など
  • 　収入が途絶えた場合の所得補償保険など
  • 　介護を手厚くする介護保険など

2016年03月11日（金）