保険を見直すタイミング
保険の見直しは以下のタイミングで考えます。
- 家族の状況が変化
- 経済的に保険料を抑えたい
- 有利な保険が見つかった
家族の状況が変化した時
人生の長い期間で保険の見直しは、4回あります。
- 結婚
保険に新規に加入するか加入していれば保険金の受取人を配偶者に変更する必要があります。
- 子供の誕生
家族が増えて、生活費も増加します。
特に大学の期間は、費用が高額になります。
準備なく大学入学時期を迎えると年収から出すのはほとんどの人にとって不可能です。
この場合は借金(奨学金でも)になり、どちら(親か子)が返済するにしても大変になり避けたいところです。
費用の増加は有期なので定期保険と学資保険を組み合わせて対処を考えるのが良いでしょう。
- 住宅の購入
通常は住宅ローンがあるので保険料は抑えたいところです。
住宅ローンで購入するとほとんどは団体生命保険に加入しますので、生命保険の保険金を抑えることも可能になります。
- 子供の独立
子供が独立すると必要な費用(生活費と教育費)が減ります。
このことから、保険金を減らす(保険料を抑える)ことが可能になります。
経済的に保険料を抑えたい時
養老保険のような貯蓄型の保険の場合は、貯蓄をやめて保障に限定すると保険料は大きく下げられます。
加入している保険の種類にもよりますが、以下の対応になります。
- 貯蓄型の保険は保障を重点にする保険(定期保険)の変える
- 保険金を減額して保険料を下げる
- ある期間加入していれば一時払いの保険に変えて以降の保険料の払い込みをなくす
有利な保険が見つかった時
保険金額に大きく影響する予定利率は下がっているので金銭的に有利な保険は見つけるのは困難です。
保険金と保険料の金銭面だけ考えると保険の見直しは通常不利になります。
新しい保険は、健康体(主に禁煙や血圧など)で割引があります。
35歳の男性で毎月20万円を保証し60歳まで保証する損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「収入保障保険 家族のお守り」を例にとると以下のようになります。
保険会社(このケースは、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命)の定める健康体とは、以下の人のことです。
- BMI(肥満度)が18.0より大きく27.0より少ない
- 最低血圧が90mmHg未満で最高血圧が140mmHg未満
健康状態 | 月額保険料 |
---|---|
喫煙で保険会社の定める健康体にない | 6,800円 |
喫煙で保険会社の定める健康体 | 6,700円 |
1年以上の禁煙で保険会社の定める健康体にない | 5,520円 |
1年以上の禁煙で保険会社の定める健康体 | 4,780円 |
2016年02月18日(木)