日経新聞は、「新たに取得したい資格」のランキングの調査結果を発表しています。

生命保険の募集業務に就くには、生命保険協会で実施する「一般課程試験」に合格して金融庁に「生命保険募集人」登録が必要です。

「生命保険募集人試験」は、個人向けの試験ではないのでランキングには出てきていません。

 

新たに取得したい資格

新たに取得したい資格は、下表のようになっています。

 

順位今年取得したい資格昨年の取得したい資格
１中小企業診断士TOEIC Aレベル
２TOEIC CレベルTOEIC Bレベル
３TOEIC BレベルTOEIC Cレベル
４TOEFL宅地建物取引士
５宅地建物取引士日商簿記検定２級
６日商簿記検定２級中小企業診断士
７日商簿記検定３級社会保険労務士
８TOEIC AレベルFP技能検定３級
９TOEIC Dレベル日商簿記検定３級
１０ビジネス実務法務検定行政書士

 

英語能力テスト「TOEIC」や実用性の高い資格が上位に来ています。

TOEICのレベルには、以下があります。

 

  • 　Aレベルは８６０点以上
  • 　Bレベルは７３０〜８６０点未満
  • 　Cレベルは４７０〜７３０点未満
  • 　Dレベルは４７０点未満

 

生命保険業務に従事する資格

生命保険の勧誘・募集業務に就くには、生命保険協会で実施する「一般課程試験」に合格して金融庁に「生命保険募集人」の登録が必要です。

生命保険募集人登録試験には、以下の試験がありますが必要なのは「一般課程試験」です。

 

  • 　「一般課程」
  • 　「生命保険専門課程」
  • 　「生命保険応用課程」
  • 　「生命保険大学課程」
  • 　「変額保険販売資格」

 

この試験は個人が申し込んで受験する試験と異なり生命保険会社に入社して事前研修を受けてから試験を受けます。

保険会社に入社しても、「一般課程」試験に合格しないと勧誘・募集業務につけないので合格率は９５％程度とのことです。

2016年01月15日（金）