保険には多くの種類があります。
どの保険に入れば良いのか迷うところですが、保険選びのポイントを示します。
保険選びには、以下を考える必要があります。
- どんなときに
- 必要な金額
- 何時まで必要か
死亡などで収入がなくなっても貯蓄や社会保障でまかなえる金額があります。
必要な金額と貯蓄や退職金・社会保障などで入ってくる金額の差額が保険で賄う金額になります。
自分のための保険
自分のために保険に入るのは「どんなときに」を考えます。
(1)病気や怪我をした場合
以下の保険を考えます。
- 医療保険
- 傷害保険
- ガン保険
貯蓄で対処できる場合もあります。
また、健康保険や勤務先の福利厚生もあるのでよく調べてください。
(2)働けなくなった場合
以下の保険を考えます。
- 所得保障保険
- 就業不能保険
- 介護法保険
病気やケガで入院(医療保険で保障されます)はしないが働けなくなった場合にあたります。
(3)老後資金を確保する場合
以下の保険を考えます。
- 個人年金保険
- 終身保険
保険料に控除があり税金が安くなるメリットがあります。
家族のための保険
(1)子供の教育費
以下の保険を考えます。
- 学資保険
- 子供保険
複数の子供がいる場合は、それぞれの子供に用意する必要があります。
(2)一定期間の家族の生活費
以下の保険を考えます。
- 定期保険
- 収入保障保険
(3)一生涯の家族の生活費
インフレを考慮すると以下になります。
- 株式
- 投資信託
- 変額終身保険
インフレを考慮しないと以下の保険を考えます。
- 定期保険
- 収入保障保険
今まではデフレの時代でしたが、国はインフレ目標を立てています。
現状では、インフレはあまり予想できませんが、インフレになると過度に進行する恐れがあります。
2015年10月08日(木)