生命保険や医療保険、自動車保険以外にも生活に密着した保険は沢山あります。

まず、賃貸に加入する時には、まず間違いなく火災保険に加入させられます。
火災も火を使う住宅の性質上、100%未然に防げるとは限りません。
その他に、家財保険や旅行保険というものもあります。
旅行先での万が一の紛失、盗難、強盗にあった場合など、知らない地での危険はつきものです。


これだけたくさんの保険があり、その都度保険料がかかると思うと、「日本人って、ちょっと神経質過ぎでは?」と思うかもしれませんが、実際にそういった被害が多いからこそ、保険商品として成り立っていて、たくさんの加入者がいるということを忘れないでください。


そもそも、起こるかどうかもわからないリスクに対して、保険料を支払うくらいなら、自分で貯金をしたほうがよっぽどメリットになると考える方もいるでしょう。
しかし、貯金は貯まるのに時間が必要というデメリットがあります。
生命保険の変わりにと貯金を始めて数ヶ月で万が一の事態が起こってしまっては、貯金もまだまだで保険の変わりにはなりません。
保険は、加入したその日から保障が受けられます。
加入してすぐに不幸が起きたとしても、定められた保険料が支払われるのです。

実際に保険に加入してからすぐに事故が起こることは、まずほとんどの場合ありませんが、毎月1万円や1万5千円の保険料を支払うか、それを貯金していくかで考えると、保険に見合った額が貯まるまでには非常に時間がかかります。