アフラックは、2018年4月から保障内容を大幅に強化した新しいがん保険「生きるためのがん保険Days1」を発売します。
アフラックのがん保険については、以前の記事【医療保険】がん保険の基本で紹介しています。
がん治療に幅広いサポート
「生きるためのがん保険Days1」は、以下に示すようにがん治療に幅広いサポートがあります。
□ 初めてがんと診断されると「診断給付金」
入院給付金が1万円のケースでは、以下の診断給付金を受け取れます。
- 始めてがん(悪性新生物)と診断されると診断給付金50万円
- 上皮内心生物の場合は診断給付金5万円
- 入院・通院で所定の条件にあうと特定診断給付金50万円(悪性新生物のみ)
所定の条件は、初めてがんと診断された月の初日から以下の条件を満たしたときになります。
- 2年以内にがん治療の入院あるいは所定の通院の合計日数が30日に達したとき
- 2年以上経過後にがんと診断確定し入院あるいは所定の通院で治療を受けたとき
- 所定の通院は手術・放射線治療・抗がん剤治療(経口投与を除く)による通院
診断給付金と特定診断給付金をあわせると100万円になり、入院雑費・家族の交通費・家族の生活費・休職中の資金などの費用に使えます。
□ 入院・通院日数無制限
入院だけでなく所定の通院(前述)についても日数無制限で保障されます。
がん治療は入院が多かったのですが、平成17年ごろから通院治療が増加(入院治療は減少傾向)しており通院の保障が重要になってきています。
□ がんの三代治療と先進医療も保障
がんの三代治療(手術、放射線治療、抗がん剤治療・ホルモン剤治療)は通算600万円(入院給付金1万円のケース)まで、先進医療の自己負担額通算2000万円まで受け取れます。
□ がんの再発や治療の長期化への備え
がんと診断されてから2年以上経過後に入院または所定の通院でがん治療を受けると複数回診断給付金を2年に1回を限度に回数無制限で受け取れます。
また、がんの治療が長引くと以後の保険料は免除されます(特約に加入)。
保険料の目安
以下の保障内容のケースの保険料の目安を示します。
□ 保障内容の例
以下の保障内容を保険料の例に取ります。
- 診断給付金と特定診断給付金:各々50万円(悪性新生物のケース)
- 入院・通院給付金:1日1万円
- 手術(骨髄移植を含む)・放射線治療給付金:1回につき各々20万円
- 抗がん剤治療給付金:治療を受けた月ごとに10万円
- ホルモン剤治療給付金:治療を受けた月ごとに10万円(乳がん・前立腺がんは5万円)
- がん先進医療給付金:自己負担額を通算2000万円まで
- がん先進医療一時金:1年間に1回15万円
- 複数回診断給付金:1回につき50万円(上皮内心生物は5万円)
- 特定保険料払込免除特約:付加
- がんによる痛みを緩和治療や緩和ケアに備える緩和治療特約:月ごとに5万円
- がん治療の副作用や手術による外見ケア給付金:1回限り20万円または10万円
- 女性特定ケア給付金:1回につき20万円
- 乳房再建給付金:1回につき50万円
- プレミアサポートやがん治療に伴う生活情報サービス:付加
□ 保険料の目安
保障内容の例で示した月額保険料は、以下の通りです。
契約年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20歳 | 2:2,534円 | 2,534円 |
30歳 | 3,394円 | 3,485円 |
40歳 | 5,025円 | 5,159円 |
50歳 | 8,128円 | 6,831円 |
60歳 | 13,693円 | 8,521円 |
70歳 | 20,940円 | 10,392円 |
特別保険料の新設
下記に示す疾患を持つ場合でも、特別保険料(割増の保険料率)を付加することで加入できます。
- 慢性肝炎、肝臓機能障害(入院や治療を伴うもの)、B型肝炎、C型肝炎などの肝臓疾患
- 慢性腎機能障害、慢性腎不全、尿毒症、慢性腎炎などの腎臓疾患
- 慢性閉塞性肺疾患、肺気腫、慢性気管支炎、気管支拡張症などの肺疾患
2018年03月22日(木)