終身保険は、必ず保険金が支払われる保険です。
定期保険のように掛捨て保険ではないので多くの方は、有利な保険と考えられています。
保険金に比べ保険料が高額になるので大きな保障は、保険の組合せを検討するのが効果的です。
定期保険特約付終身保険
終身保険は、払込期間で2種あります。
- 60歳など一定期間で払込が終了し終身保障の有期払い
- 終身払い
終身払いは一生涯支払い続けるので支払い総額は高額になります。
定期保険特約付終身保険は、終身保険を基本に定期保険や医療保険を特約として付いている保険です。
保険料払込期間の死亡や医療に大きな保障が付いていますが払込期間を過ぎると終身保険だけになります。
10年程度ごとに更新が行われ、保険料は更新ごとに高くなっていきます。
子供の教育期間が終了すれば、その後の保険金は低く抑えることができます。
更新時に保険金額を抑え保険料を抑えることもできます。
利率変動型積立終身保険
終身保険だけだと保障を手厚くすると保険金が高額になります。
定期保険特約付終身保険は、保険料の払込期間は高額の保障がありますが払込期間を過ぎると終身保険だけになり保障が小さくなります。
解約返戻金も大きくないので老後資金作りには、向いていません。
利率変動型積立終身保険は、アカウント型保険とも言われています。
アカウントの積立部分と定期保険特約や医療などの特約を組合せた保険です。
積立部分の利率は1.25%程度の最低保障があり市場金利に合わせ利率が毎月変わります。
保険機能と最小利率が決められていて保障と試算形成に対応できる保険です。
しかし、終身保障を受ける場合は、払込期間の終了(満期)にそれまでの積立金で終身保険を購入します。
終身保障で満期には積立金が支払われるわけではなく、積立金で終身保障の保険料を支払うので積み立て金額が少なくなることに注意が必要です。
2015年11月10日(火)