初めて自分で保険に入るのは就職した時が多いと思われます。
慣れない社会生活の始まりで、勧められるままに加入することが多いのですが、結婚時や出産時にはこれからお金のかかる時期ですので見直しが必要になります。
日本人の保険好き
平成25年度の生命保険文化センターの調査では、下記に示すように日本人の8割が生命保険に加入しています。
生命保険は万一の場合の安全弁ですので必要ですが、勧められるままに必要以上に加入していることもあります。
保険を知り上手に利用するように考えてください。
年代 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20歳代 | 52.4% | 55.8% |
30歳代 | 84.1%: | 78.5% |
40歳大 | 87.5% | 90.0% |
50歳大 | 87.6% | 88.1% |
60歳大 | 83.3% | 83.0% |
平均 | 80.9% | 81.9% |
生命保険は住宅の次に高い買い物
生命保険は保険期間が30年〜終身(保険料の支払い期間は一定期間が多い)と非常に長期間にわたります。
平成25年度の生命保険文化センターの調査では、保険料は下記に示すようになっています。 平均で41.6千円(年間)です。
30年間支払い続けると、1,248万円にもなります。
年間保険料 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
12万円未満 | 24.4% | 37.9% |
12〜24万円未満 | 31.7% | 32.7% |
24〜36万円未満 | 18.9% | 14.2% |
36〜48万円未満 | 9.5% | 5.0% |
48〜60万円未満 | 4.2% | 1.7% |
60万円以上 | 5.2% | 2.9% |
不明 | 6.1% | 5.5% |
平均保険料 | 24.1万円 | 18.2万円 |
保険に入る時の注意点
保険に加入すれば安心と言うわけではありません。
生活に連れて必要となる費用は変化します。
保険料を支払えなくならないように生涯の資金プランを立てておくことが望まれます。
チェックするポイントを以下に示します。
- 子供の教育資金
- 住宅ローン資金
- 自動車の購入資金
- ケガや病気の対策(医療保険または医療保険特約)
- 収入の急変低下(ボーナスの減少、リストラ解雇など)
リストラ解雇やボーナス減は予想しにくいのですが失業保険の利用や保険と貯蓄のバランスを考えてください。
2015年09月10日(木)